【第13回】妊婦さんの歯科受診は安全?
〜妊娠中こそ大切にしたい「お口の健康」とやさしい治療〜
こんにちは。岡崎市稲熊町の織田歯科医院です。
妊娠中の女性からよくいただくご相談に、
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「妊娠してるけど、歯の治療って受けて大丈夫ですか?」
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「赤ちゃんに悪影響はありませんか?」
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「つわりで歯みがきがつらい…」
といったものがあります。
実は妊娠中こそ、お口のケアをしっかり行うことがとても大切なんです。
今回は、妊婦さんが安心して歯科にかかれるよう、歯科受診のタイミング・注意点・当院での配慮などをご紹介します。
■ 妊娠中はなぜ口のトラブルが起きやすい?
妊娠すると、女性ホルモンの影響や生活習慣の変化で、お口の環境も大きく変化します。
起こりやすい症状:
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歯ぐきの腫れ・出血(妊娠性歯肉炎)
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つわりによる歯みがき不足
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胃酸の逆流による歯の酸蝕
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食生活の変化によるむし歯リスク増加
さらに、免疫バランスの変化により歯周病が悪化しやすくなることも。
■ 妊婦さんの歯周病と「早産・低体重児出産」の関係
最近の研究では、歯周病の炎症物質が血流を通じて全身に影響を与え、子宮収縮を促す可能性があることがわかっています。
つまり、妊婦さんが歯周病にかかっていると、
早産・低体重児出産のリスクが高まる可能性があるのです。
だからこそ、妊娠中も安心して受診できる歯科医院で、適切な予防と治療を受けることが大切です。
■ 歯科受診におすすめのタイミングは?
妊娠中でも、ほとんどの歯科治療は安全に受けることができます。
ただし、妊娠の時期によって治療の内容や対応が少し変わります。
妊娠時期 | 特徴と対応 |
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妊娠初期(〜15週) | 応急処置を中心に。つわりなど体調に配慮が必要 |
妊娠中期(16〜27週) | 最も安定した時期。治療・クリーニングに最適 |
妊娠後期(28週〜) | お腹が大きくなり、仰向け姿勢がつらくなる。応急処置を優先 |
◎おすすめは 妊娠中期(安定期)に定期検診・クリーニングを受けておくことです。
■ 当院での妊婦さんへの配慮
織田歯科医院では、妊婦さんが安心して通っていただけるよう、以下のような配慮を行っています。
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お腹への負担が少ない体位やクッションの調整
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痛みに配慮した麻酔・処置
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お薬やレントゲンも、胎児に配慮した安全な方法で対応
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妊婦歯科健診の受診票にも対応可能(岡崎市)
必要最小限の処置と、妊娠中でもできる予防ケアのご案内を行っています。
■ 妊娠中のお口のセルフケアアドバイス
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つわりで歯みがきがつらいときは、小さめの歯ブラシや洗口剤を活用
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食後すぐに磨けないときは、うがいやキシリトールガムも効果的
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夜はなるべくフロスや歯間ブラシも使って、汚れをためない工夫をしましょう
お母さんのお口の健康は、赤ちゃんの未来のむし歯リスクにも影響すると言われています。
■ まとめ|妊娠中こそ歯科との上手な付き合いを
妊婦さんのお口のトラブルは、赤ちゃんとご自身の健康にもつながる重要なポイントです。
我慢せず、**「気になることがある時こそ、無理せずご相談」**ください。
当院では、妊娠中でも安心して通えるよう、やさしく丁寧な対応を心がけています。
気になる症状がある方はもちろん、出産前に一度チェックしたい方も、ぜひご相談ください。
📍織田歯科医院
〒444-0071 愛知県岡崎市稲熊町8−40
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