【第22回】子どもの歯みがき習慣化
親子で楽しく続ける5つの工夫と、大人の責任について 🪥👨👩👧👦
こんにちは。岡崎市稲熊町の織田歯科医院です。
「毎日、子どもが歯みがきを嫌がってしまう」
「仕上げみがきをしようとすると泣いて逃げてしまう」
このようなお悩みを抱える保護者の方はとても多くいらっしゃいます。
子どもが歯みがきを嫌がるのは、わがままではありません。
小さなお子さんにとって口の中を触られることは、怖い・くすぐったい・不快など、苦手に感じやすい要素がたくさんあるのです。
そして、歯みがきの大切さをまだ理解できていないという点も大きな理由のひとつです。
だからこそ、「嫌がるからやらない」のではなく、
どうすれば歯みがきが習慣化できるのかを一緒に考えることが大切です。
また、お子さんの歯を守ることは、保護者の大切な役割でもあります。
■ 子どもが歯みがきを嫌がる主な理由 ❓
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歯ブラシが当たるとくすぐったい、または痛い
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歯みがき粉のにおいや味が苦手
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自分でやりたいという気持ちがある
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遊びを中断されたくない
こうした理由から、歯みがきを嫌がるお子さんは少なくありません。
成長の過程でもあるため、頭ごなしに叱るのではなく、楽しく続けられる工夫が大切です。
■ 親子で楽しく取り組める5つの工夫 ✨
1.見せる・真似るからスタートする
まずは保護者の方が楽しそうに歯をみがく姿を見せることが第一歩です。
「まねっこ」から入ることで、自然と「やってみたい!」という気持ちが育ちます。
2.味やデザインを工夫する 🪥
お子さんが「使いたい!」と思えるようなアイテム選びも大切です。
当院では、以下のような歯みがき用品を取り扱っています:
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チェックアップジェル(バナナ・ぶどう)
フッ素1450ppm配合。うがいが難しいお子さんにも使えます。
※ジェルだけを使い続けると着色する可能性があるため、ペーストとの併用を推奨しています。 -
チェックアップこども(いちご・フルーツ)[ペーストタイプ]
やさしい味で泡立ちが少なく、日常使いに適しています。 -
バトラー90/111/Mignon(ミニョン)
年齢やお口の大きさに合わせて選べる歯ブラシです。 -
子ども用フロス(キャラクター付き)
“バイキン退治ごっこ”のように遊び感覚で使えます。
3.音楽やタイマーを活用する ⏱️🎵
「歯みがきのうた」やアプリのタイマーを活用して、歯みがきを“遊びの時間”に変えましょう。
4.「できたね!」を積み重ねる
途中で終わっても「ここまでできたね」と前向きな声かけをしましょう。
小さな成功体験を積み重ねることで、習慣化につながります。
5.必要なときは、やさしく支えて磨く 💪
嫌がっても、保護者がやさしく支えて仕上げみがきを行うことが大切です。
歯の大切さを理解するまでは、大人が責任を持って守ってあげましょう。
■ 歯みがきを「当たり前の生活習慣」に 🕒
歯みがきは、「気が向いたときだけやるもの」ではなく、「毎日するのが当たり前」になることが大切です。
そのためには、保護者が毎日きちんと歯をみがく姿を見せ、
「歯を大切にすること」を繰り返し伝えていくことが必要です。
■ 歯科医院だけではむし歯は防げません 🏥
定期的なフッ素塗布や検診はもちろん大切ですが、
本当の予防は、家庭での毎日のケアがあってこそ成り立ちます。
ご家庭と歯科医院、両方からのサポートで、お子さまの大切な歯を守っていきましょう。
■ ご相談はお気軽にどうぞ 💬
「これで正しくできているかわからない」
「歯みがきをどうしても嫌がってしまう」
そんなときは、どうぞお気軽にご相談ください。
織田歯科医院では、お子さまの年齢や性格に合わせたアドバイスも行っています。
📍織田歯科医院
〒444-0071 愛知県岡崎市稲熊町8−40
📞 0564-25-1818
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