【第14回】詰め物・被せ物が取れた!そのまま放置していい?

   

〜取れた時こそチャンス。むし歯・再治療を防ぐ第一歩です〜

こんにちは。岡崎市稲熊町の織田歯科医院です。

日常生活の中で、ふとこんな経験はありませんか?

  • 食事中に「カチッ」と違和感があった

  • 硬いものを噛んだときに詰め物が外れた

  • 被せ物がポロッと取れてしまった

  • 取れたあと、しばらく放置している…

こういったケースは、できるだけ早く歯科医院を受診することが大切です。
今回は、詰め物や被せ物が取れてしまったときに起こりうるリスクと、正しい対応方法についてご紹介します。


■ なぜ取れてしまうの?

詰め物や被せ物(インレー・クラウンなど)が取れてしまう原因はさまざまですが、多くの場合は以下のような理由です:

▶ 経年劣化

セメントや接着剤の劣化により、時間が経って取れやすくなることがあります。

▶ むし歯の再発

詰め物の下でむし歯が進行し、土台が崩れて外れるケースです。

▶ 噛み合わせや力の問題

歯ぎしり・食いしばりなどによって、金属やレジンが欠けたり変形して取れることがあります。

▶ セメントの不適合

初期の接着が不十分だったり、歯の形や材料の不適合によって外れることも。


■ 放置するとどうなるの?

「取れたけど痛くないし…」と、そのままにしていませんか?
実は放置することで、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。

  • 中がむし歯になる(特に再発むし歯に注意!

  • 冷たいものや甘いものがしみるようになる

  • 噛み合わせがズレる

  • 隣の歯が動いてスペースが変化する

  • 詰め直しができず、より大きな治療が必要になる

中でも怖いのは、再治療の範囲が広がってしまうことです。


■ 一度取れたら、すぐに歯科医院へ!

詰め物や被せ物が取れた場合、まずやっていただきたいことは以下のとおりです:

✅ 取れたものを捨てずに保管(袋や容器に)
✅ なるべく早めにご連絡・受診
✅ 仮止めや応急処置を希望する場合はその旨お伝えください

当院では、取れた理由をしっかり確認し、元のものが使えるかどうか、再発防止できるかを丁寧に診断します。


■ 取れたときは、再治療のチャンスでもある

「せっかく入れたものが取れてしまった…」という声もよく聞きます。
でも、これはお口の中を見直す“チャンス”でもあります。

  • 見た目を白く・自然に変える(銀歯 → 白い詰め物)

  • 精度の高いセラミックやダイレクトボンディングに変更

  • 噛み合わせのズレを修正

  • 隠れていたむし歯や歯周病の発見

織田歯科医院では、保険・自費どちらの治療も丁寧に説明し、患者さまに合った方法を一緒に考えます。


■ よくある質問(Q&A)

Q. 自分で接着剤でつけ直しても大丈夫?
→ 絶対にNGです。誤って神経を傷めたり、むし歯が悪化したりするリスクがあります。

Q. 放置しても平気なケースはありますか?
→ ありません。痛みがなくても、内部で悪化している可能性があります。

Q. 詰め物が取れたまま放置していたら、歯が欠けました…
→ そうなる前に早めの受診を。削る量が少なく済むうちが最善のタイミングです。


■ まとめ|取れたときこそ、“未来のための治療”を

詰め物・被せ物が外れたときは、単なる“修理”ではなく、
お口の健康全体を見直すタイミングととらえることが大切です。

痛みがなくても、今は大丈夫でも、
将来のむし歯・歯の寿命に大きく関わることがあります。

気づいたらすぐにご相談ください。
織田歯科医院では、精密な診査・丁寧なご説明と治療を行っています。


📍織田歯科医院
〒444-0071 愛知県岡崎市稲熊町8−40
📞 0564-25-1818
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