【第11回】歯ぐきが腫れる・出血するのは歯周病?
〜初期症状を見逃さず、早めのケアで歯を守りましょう〜
こんにちは。岡崎市稲熊町の織田歯科医院です。
こんなお悩み、ありませんか?
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歯みがきのときに歯ぐきから血が出る
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歯ぐきが赤く腫れている、ムズムズする
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口臭が気になる
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歯が浮いた感じがする
これらは、もしかすると歯周病のサインかもしれません。
■ 歯周病とは?
歯周病は、歯のまわりの歯ぐきや骨が炎症を起こして壊れていく病気です。
日本人が歯を失う一番の原因とされており、特に30代以降の大人の8割以上がかかっているとも言われています。
■ 歯周病の初期症状は?
初期の歯周病(歯肉炎・軽度歯周炎)では、以下のような症状が見られます。
✅ 歯みがき時の出血
✅ 歯ぐきが赤く腫れる
✅ 歯ぐきがむずがゆい、違和感がある
✅ 朝起きたときの口のネバつき
✅ 硬いものが噛みにくい
ポイントは、初期のうちは「痛みがない」ことが多いという点です。
気づかないうちに進行してしまうことが多く、放っておくと中等度〜重度の歯周病へ進行します。
■ 歯周病が進行するとどうなるの?
歯周病が進行すると…
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歯と歯ぐきの間に歯周ポケットができる
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歯ぐきから膿が出る
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歯がグラグラする
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最終的に歯が抜けてしまう
という深刻な状態になることもあります。
■ 歯周病は全身の健康にも関係する?
はい、最近の研究では、歯周病が全身の病気とも関係があることがわかってきています。
具体的には:
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糖尿病(相互に悪影響を与える)
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心筋梗塞・脳梗塞(炎症性物質が血管に影響)
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早産・低体重児出産(妊娠中の感染リスク)
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認知症のリスク上昇(炎症が脳へ影響)
つまり、歯周病を予防・管理することは、お口の中だけでなく体全体の健康を守ることにもつながるのです。
■ 歯周病の予防・改善方法
① 毎日のセルフケア
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正しい歯みがき(ブラッシング)
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歯間ブラシ・フロスの活用
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糖分の摂取や喫煙の見直し
② 歯科医院でのプロケア
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歯石除去(スケーリング)
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歯周ポケットの洗浄
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定期的な検診・クリーニング
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歯周組織再生療法(必要に応じて)
当院では、歯周病認定医による専門的な診断と治療が可能です。
また、Nd:YAGレーザーやCO₂レーザーによる低侵襲な治療にも対応しています。
■ 歯周病のセルフチェック(5つ以上当てはまる方は要注意!)
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歯ぐきが赤い・腫れている
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歯みがき時に出血する
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口臭が気になる
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歯が長く見える(歯ぐきが下がった)
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歯がグラつく・浮いた感じがする
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食べ物が歯に詰まりやすい
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糖尿病の持病がある
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喫煙習慣がある
■ まとめ|早期発見・早期治療が歯周病予防のカギ
歯周病は、**静かに進行する“サイレントディジーズ(静かなる病気)”**とも呼ばれます。
違和感に気づいた時には、かなり進行していた…ということも。
だからこそ、「あれ?」と思った時が受診のタイミング。
定期的なケアとプロのチェックで、自分の歯を長く使っていきましょう!
📍織田歯科医院
〒444-0071 愛知県岡崎市稲熊町8−40
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