【第92回】夏に増える!スポーツドリンクとむし歯の関係
2026/08/10
〜健康のためが、むし歯の原因になることも〜
こんにちは。岡崎市稲熊町の織田歯科医院です。
夏になると、部活動や運動習慣のあるお子さん、大人の方もスポーツドリンクを飲む機会が増えますよね。
熱中症予防や水分補給として便利な飲み物ですが、実は飲み方次第でむし歯や歯の酸蝕症の原因になることをご存じでしょうか?
スポーツドリンクの中身は?
多くのスポーツドリンクには、
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糖分(砂糖)
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酸(クエン酸など)
が含まれています。
糖分はむし歯菌のエサになり、酸は歯の表面(エナメル質)を溶かします。
つまり、甘くて酸っぱい飲み物は、むし歯と歯の弱体化のダブルパンチになるのです。
なぜ夏にリスクが高まるの?
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飲む頻度が増える
汗をかくとこまめに水分補給するため、1日に何度も飲む人が多くなります。
むし歯は「砂糖の量」よりも「砂糖が口の中にとどまる時間」が重要なので、ダラダラ飲みは危険です。 -
口の中が乾きやすい
暑い時期は唾液が減りやすく、洗浄作用が弱まります。
そこに酸と糖が加わると、むし歯が進行しやすくなります。
酸蝕症(さんしょくしょう)って知ってますか?
酸蝕症とは、酸によって歯が溶けてしまう状態です。
スポーツドリンクだけでなく、炭酸飲料や果汁飲料、健康酢なども原因になります。
症状としては…
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歯がしみる(知覚過敏)
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歯の表面がツルツル・透けて見える
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噛む面がすり減る
一度溶けた歯は自然には元に戻らないため、予防が何より大切です。
むし歯や酸蝕症を防ぐスポーツドリンクの飲み方
1. ゴクゴク短時間で飲む
長時間、口の中に含ませないようにしましょう。
こまめな水分補給は必要ですが、飲むたびに口全体に糖と酸が広がらないよう意識します。
2. ストローを使う
歯に直接触れる量を減らせます。特にお子さんにはおすすめです。
3. 水やお茶で口をすすぐ
飲んだあとにうがいをするだけでもリスクが減ります。
外出先でも水を一口飲むだけで効果的です。
4. 就寝前は避ける
寝ている間は唾液が減るため、むし歯が一気に進行しやすくなります。
スポーツドリンクは日中に摂るのが安心です。
5. 普段の水分補給は水や麦茶に
日常的な水分補給は砂糖の入っていない飲み物がベストです。
スポーツドリンクは本当に必要なときだけにしましょう。
お子さんの部活動シーンでの注意
夏の部活動では、熱中症対策のために大量のスポーツドリンクを持参するケースがあります。
親御さんも「水よりも安心」と思ってしまいがちですが、飲み方を誤るとむし歯リスクが急上昇します。
特に、試合や練習後は口の中が酸性に傾いた状態です。
そのまま放置せず、水でうがいしてから帰宅し、帰宅後はしっかり歯みがきをしましょう。
織田歯科医院でできるケア
当院では、むし歯リスクの高い方に以下のケアをおすすめしています。
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高濃度フッ素塗布(フッ素1450ppm歯磨き粉の使用アドバイスも可能)
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唾液検査によるむし歯リスクチェック
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酸蝕症の早期発見と保護処置
まとめ
スポーツドリンクは熱中症予防に役立つ反面、飲み方を間違えると歯に大きなダメージを与えます。
「飲まない」ではなく、「正しく飲む」ことが大切です。
暑い夏を健康に乗り切るためにも、水分補給と歯の健康管理をセットで考えましょう。
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