【第26回】あいうべ体操、知っていますか?
口呼吸を改善して免疫力もアップ!歯科から始める健康づくり
こんにちは。岡崎市稲熊町の織田歯科医院です。
「いつも口がぽかんと開いている」
「朝起きたときに口の中がカラカラに乾いている」
「鼻が詰まっていて、つい口で呼吸してしまう」
そんなお悩み、ありませんか?
もしかするとそれは「口呼吸」が習慣になっているサインかもしれません。
口呼吸は、むし歯や歯周病、口臭、いびきなどさまざまなトラブルの原因になります。
今回は、その改善に役立つ「あいうべ体操」についてご紹介します。
あいうべ体操とは?
あいうべ体操は、福岡の医師・今井一彰先生が考案した、口のまわりと舌の筋肉を鍛える体操です。
この体操を継続することで、「口呼吸」から「鼻呼吸」へと自然に切り替えられるようになると言われています。
やり方はとても簡単。
口を大きく開けて、「あ」「い」「う」「べー」と順番に動かすだけ!😮→😁→😘→👅
「べー」で舌をしっかり出すことが、舌の筋肉を鍛える最大のポイントです。
どうして口呼吸がいけないの?
口で呼吸をしていると、以下のようなリスクが高くなります。
-
口の中が乾燥して、唾液による抗菌作用が低下する
-
むし歯や歯周病の原因菌が増えやすくなる
-
口臭の原因になる
-
のどが乾燥し、風邪やウイルス感染にかかりやすくなる
-
子どもの歯並び・あごの成長に悪影響が出る
-
睡眠中のいびき・無呼吸の原因にもなることがある
特に小さなお子さんの場合、「ぽかん口」が習慣になると、歯列不正や出っ歯の原因にもなるため注意が必要です。
あいうべ体操のやり方🗣️✨
やり方はとても簡単で、どこでも・誰でもできます。
【1セットの流れ】
-
「あ」:口を大きく縦に開ける(あくびのように)
-
「い」:口を左右に大きく開く(にっこり笑うように)
-
「う」:口をすぼめて前に突き出す(口笛のように)
-
「べー」:舌をまっすぐ下に大きく出す(できればあごまで)
これを1日30回を目安に続けてみましょう。
朝・昼・夜10回ずつでもOK!
テレビを見ながら、歯みがき後の習慣として取り入れてみてください。
どんな効果があるの?
あいうべ体操を継続することで、次のような効果が期待できます💪
-
口のまわりの筋肉が鍛えられる
-
舌の位置が自然と上がり、鼻呼吸に近づく
-
唾液の分泌が増えて、むし歯・歯周病の予防に◎
-
免疫力の向上(口や鼻からの感染リスクが減る)
-
いびき・無呼吸症候群の改善にも効果が期待される
-
子どもの口ぽかん・歯並び予防にも!
とくに高齢の方の誤嚥予防や、子どもの歯列育成にも効果的だと注目されています。
こんな方におすすめ!
✔ 口が乾きやすい、口臭が気になる
✔ 鼻が詰まりやすくて、口で呼吸してしまう
✔ 免疫力を上げたい
✔ 顔のたるみや二重あごが気になる
✔ お子さんの歯並びやあごの発達が気になる
✔ 睡眠の質を上げたい方、いびきがある方
どれかひとつでも当てはまる方は、ぜひ今日から始めてみてください😊
続けるコツは「気軽さ」と「毎日の習慣」
体操といっても、わざわざ時間を取らずにできるのが「あいうべ体操」の良いところ。
鏡の前でやると、口や舌の動きがよくわかるのでおすすめです。
慣れてくれば、テレビを見ながら、入浴中に、歯みがき後に…
気づいたときにサッとやるだけでOKです!
あいうべ体操は、お口だけでなく体全体の健康につながる「毎日のセルフケア」です。
「なんとなく体調がすぐれない」「むし歯や歯周病をもっと防ぎたい」という方にもおすすめです。
気になる方は、お気軽にスタッフにお声がけくださいね。
📍織田歯科医院
〒444-0071 愛知県岡崎市稲熊町8−40
📞 0564-25-1818
🌐 24時間Web予約はこちら
織田歯科医院:https://oda-dental-clinic.jp/
〒444-0071 愛知県岡崎市稲熊町8丁目40
電話:0564-25-1818
電車でお越しの方:
愛知環状鉄道線北岡崎駅 車で9分