【第43回】親知らずって抜かないとダメ?
〜そのままでも大丈夫?抜歯が必要なケースとは〜
こんにちは。岡崎市稲熊町の織田歯科医院です。
「親知らずって、抜かなきゃいけないの?」
「痛くないし、そのままで大丈夫なのでは?」
「でも、急に腫れることがあって不安…」
そんなお声を多くいただきます。
今回は、親知らずを抜くべきかどうかの判断基準や、放っておくとどうなるのか、抜歯のタイミングやリスクについて、わかりやすくご説明します。
■ 親知らずとは?
親知らず(智歯・第3大臼歯)は、一番奥に生える永久歯で、通常18〜25歳前後に生えてきます。
ただし全ての人に生えるわけではなく、上下左右4本すべてがそろう人は少数派です。
■ 抜かなくてもいい親知らずの条件
以下の条件に当てはまる場合は、無理に抜かなくてもよいことがあります。
✅ 真っすぐに生えていて、上下の歯とかみ合っている
✅ 周囲の歯ぐきに炎症がない
✅ 歯ブラシが届き、清掃がきちんとできている
✅ 他の歯に悪影響を与えていない
➡️ こうした場合、経過観察で済むケースもあります。
■ 抜歯を検討すべきケースとは?
❌ 横向き・斜めに生えている(水平埋伏・半埋伏)
❌ 手前の歯を圧迫している(押している)
❌ 親知らずの周りに汚れがたまりやすい
❌ 歯ぐきが腫れやすい・痛みが出る
❌ 手前の歯(第二大臼歯)にむし歯や歯周病を引き起こしている
➡️ これらの場合は、放置すると周囲の歯を失うリスクも高まります。
■ 放っておくとどうなる?
🦷 歯並びが悪くなる可能性
→ 奥から押されて前歯がガタガタになるケースも
🦷 手前の歯にむし歯ができやすくなる
→ 親知らずとのすき間に歯ブラシが届かず、第二大臼歯が犠牲に
🦷 炎症や膿が繰り返される
→ 「智歯周囲炎」という状態で、腫れ・痛み・口が開かない・発熱などを伴う
🦷 口臭・不快感の原因になることも
■ 抜くタイミングは?
基本的に、痛みが出ていない状態のうちに抜くのがベストです。
なぜなら、炎症が起きているときは麻酔が効きづらく、抜歯後の腫れや痛みも出やすくなります。
また、20代〜30代のうちに抜歯しておくと、治りも早く、骨や歯ぐきの回復もスムーズです。
■ 織田歯科医院の親知らず対応
🦷 レントゲン・CTで正確に位置を診断
🪥 抜く・抜かないの判断を丁寧に説明
🦷 難しい親知らずの抜歯にも対応(口腔外科医在籍)
😌 痛みを抑える麻酔の工夫・術後ケアもしっかり
当院では、親知らずに不安がある方のために事前説明をしっかり行い、できる限り負担の少ない抜歯を心がけています。
■ よくある質問(Q&A)
Q. 親知らずを全部抜いた方がいいですか?
→ 一概には言えません。状態によっては1本だけ残すこともあります。
Q. 抜歯って痛いですか?
→ 麻酔がしっかり効いているため、処置中はほとんど痛みを感じません。
術後は腫れることもありますが、しっかりとケアすれば回復は早いです。
Q. 手術が怖いです…
→ ご不安がある方には当日の流れやアフターケアまで丁寧に説明しますのでご安心ください。
■ まとめ|“親知らずは抜かなくていい”とは限りません
親知らずは「痛くないから大丈夫」と思われがちですが、
将来のトラブルの“種”になっていることも少なくありません。
「抜くべきかどうか」悩んでいる方は、まずは検査と相談だけでもお気軽にお越しください。
📍織田歯科医院
〒444-0071 愛知県岡崎市稲熊町8−40
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