【第41回】仕上げみがきを卒業したら?
〜子どもが一人でみがくようになった後も、油断は禁物です〜
こんにちは。岡崎市稲熊町の織田歯科医院です。
「もう小学生だし、自分で歯をみがいてるから安心」
「仕上げみがき、そろそろ卒業でいいかな?」
「本当にきちんと磨けてるのか、ちょっと不安…」
仕上げみがきの卒業は、お子さまの成長の証。
でも実は、「卒業してからが本番」とも言えるのです。
今回は、仕上げみがきを卒業した後に大切なポイントや、親としてのサポートのコツをお伝えします。
■ 仕上げみがきの卒業目安とは?
✅ 歯ブラシの持ち方・動かし方が安定してきた
✅ 鏡を見ながらムラなくみがけるようになった
✅ 毎日の習慣が身についている
✅ 仕上げをした時に、汚れが残っていない
→ こうした条件が整っていれば、小学4〜6年生ごろに仕上げみがきを卒業できるケースもあります。
でも卒業=ノータッチ、ではありません!
■ 卒業後によくあるトラブル
🦷 むし歯が急にできた
→ 「自分でみがいているから大丈夫」と油断して、磨き残しや磨き方のくせが蓄積していることがあります。
🦷 前歯はきれいだけど奥歯がザラザラ
→ 見えるところは磨けても、奥歯や歯の裏側は磨き残しが多くなりがちです。
🦷 仕上げをやめたら、みがく時間が短くなった
→ 子どもは自己管理がまだ不完全。適当に終わらせてしまうケースもよくあります。
■ 親ができるサポートは?
✅ 時々“チェック役”に回る
→ 月に数回程度、磨いた後に鏡でチェック&ひとことアドバイス。
✅ デンタルフロスや歯間ブラシの習慣づけ
→ 小学生高学年からは、フロスを習慣にできると理想的。初めは一緒にやってあげましょう。
✅ 歯科検診でのフィードバックを活用
→ 定期検診で「○○の場所に磨き残しがあるね」と客観的な声を聞くと、本人のやる気UPにもつながります。
✅ 歯みがきタイマーやお気に入りの道具で楽しく続ける工夫
→ 音楽やタイマー、カラフルな歯ブラシなどで、“面倒”を“楽しい”に変えてあげましょう。
■ 当院でできるサポート
🦷 歯みがきチェック&アドバイス
🧴 お子さまの年齢に合った歯みがき粉・フロスのご提案
🪥 歯みがき練習(本人・保護者ともに)
🦷 シーラントやフッ素塗布など予防処置
→ お子さま一人ひとりの性格やペースに合わせて、「自分で歯を守れる子」に育てるサポートを行っています。
■ よくある質問(Q&A)
Q. 小学生になったらもう仕上げみがきはいらない?
→ 年齢だけでは判断できません。本人の歯みがきスキルや性格に応じて、段階的に卒業を目指しましょう。
Q. 卒業後もフッ素は必要ですか?
→ はい。永久歯が生えそろう10代前半はむし歯になりやすい時期。継続的なフッ素ケアが有効です。
Q. 歯医者さんに行く頻度は?
→ 仕上げみがきを卒業した後も、3〜6ヶ月に1回の定期検診をおすすめしています。
■ まとめ|卒業は“ゴール”ではなく“スタート”です
仕上げみがきが終わったからといって、歯みがきの習慣が完成するわけではありません。
むしろここからが、お子さま自身で歯を守る力を育てていく大切な時期です。
織田歯科医院では、お子さまの成長に合わせた段階的な予防歯科サポートを行っています。
「ちょっと気になるかも…」という方も、お気軽にご相談ください。
📍織田歯科医院
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