【第30回】知覚過敏ってなぜ起こるの?
〜キーンとしみる歯の原因と、正しい対処法〜
こんにちは。岡崎市稲熊町の織田歯科医院です。
冷たいものを飲んだときや、風があたったときに
「キーン」と歯がしみたこと、ありませんか?
それ、もしかすると**“知覚過敏”**かもしれません。
今回は、知覚過敏の原因・チェック方法・日常でできる対策をわかりやすくご紹介します。
■ 知覚過敏とは?
知覚過敏(しみる歯)は、正式には象牙質知覚過敏症と呼ばれます。
歯の表面にあるエナメル質やセメント質が削れて、内側の象牙質が露出し、
外からの刺激(冷たい・熱い・甘い・風など)に対して一時的に痛みが出る症状です。
■ こんな症状ありませんか?【セルフチェック】
✅ 冷たい飲み物がしみる
✅ 歯ブラシの毛先が当たると痛い
✅ 冬の風が当たるとキーンとする
✅ 甘いものや酸っぱいものでも痛みを感じる
✅ 歯ぐきが下がってきた気がする
一つでも当てはまれば、知覚過敏の可能性があります。
■ 知覚過敏の原因とは?
✅ 歯のすり減り(咬耗)
→ 歯ぎしり・食いしばりなどによる摩耗
✅ 強すぎる歯みがき(摩耗)
→ ゴシゴシ磨くことで、エナメル質が削れる
✅ 酸の摂りすぎ(酸蝕症)
→ 炭酸飲料・柑橘類・酢などの多用
✅ 歯ぐきの後退(歯周病・加齢)
→ 歯の根元が露出し、象牙質がむき出しに
✅ ホワイトニングの副作用
→ 一時的にしみる症状が出ることがあります(通常は数日で改善)
■ 放置するとどうなる?
知覚過敏は「一時的なもの」と思われがちですが、放っておくと…
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食事がつらくなる
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歯磨きが億劫になりむし歯・歯周病リスクが上がる
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歯が欠ける・削れることにつながる
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神経が過敏になり痛みが強くなる
など、放置することで悪循環に陥ってしまうこともあります。
■ 知覚過敏の対策・治療法
🪥 セルフケアでできること
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**知覚過敏専用歯みがき粉(シュミテクトなど)**の使用
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やわらかめの歯ブラシに変更
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正しいブラッシング指導を受ける
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酸の摂りすぎに注意する(炭酸・酢など)
🦷 歯科医院での対処
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薬剤の塗布(コーティング材やフッ素など)
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レジン(樹脂)でカバーする処置
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噛み合わせの調整
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歯ぎしりが強い場合は**マウスピース(ナイトガード)**を使用
■ よくある質問(Q&A)
Q. 知覚過敏って治りますか?
→ 状態によって異なりますが、多くは薬剤やケアで改善が見込めます。
Q. むし歯との違いは?
→ むし歯は持続的に痛い/ズキズキするのに対し、知覚過敏は一瞬の鋭い痛みが特徴です。
Q. 市販の歯みがき粉だけでよくなる?
→ 軽度なら効果がありますが、歯科での確認と併用がより効果的です。
■ まとめ|“しみる”をあきらめないで!
「しみるのはしょうがない」と思っていませんか?
実は、知覚過敏は正しく対処すれば改善できる症状です。
織田歯科医院では、症状の原因に合わせた対策やケア指導を行っております。
しみる歯に悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談くださいね。
📍織田歯科医院
〒444-0071 愛知県岡崎市稲熊町8−40
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