【第29回】仮歯って何のため?
〜治療中の“つなぎ役”にも、大切な役割があります〜
こんにちは。岡崎市稲熊町の織田歯科医院です。
歯の治療中に「今日は仮歯をつけておきますね」と言われたことがある方、いらっしゃるのではないでしょうか?
「仮の歯って、見た目だけのため?」
「すぐ取れちゃうけど、大丈夫なの?」
「ちゃんと役割があるの?」
今回は、仮歯(テンポラリークラウン)の役割と注意点についてわかりやすく解説します。
■ 仮歯ってなに?
仮歯とは、被せ物(クラウン)などの最終的な歯を装着する前に、治療中の歯に一時的に装着する人工の歯です。
名前の通り「仮」ではありますが、治療の成功や快適な生活に大きく関わる重要な存在です。
■ 仮歯の主な役割
✅ ① 見た目を保つ
→ 前歯など見える場所に使用する場合、審美的な問題をカバーします。
✅ ② 歯ぐきの形を整える
→ 最終的な被せ物がきれいにフィットするように、歯ぐきの形をコントロールします。
✅ ③ 噛み合わせ・スペースを保つ
→ 治療中に歯が動いたり、上下の歯の位置が変わらないように維持します。
✅ ④ 歯の保護
→ 削った歯や神経の処置をした歯を、温度・細菌・刺激から守る役割を果たします。
✅ ⑤ 最終的なクラウンの予測・調整に活用
→ 仮歯の装着中に、見た目・噛み心地・話しやすさなどを確認し、最終形に反映できます。
■ 仮歯の注意点
仮歯はあくまで「一時的なもの」なので、以下の点にご注意ください:
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強く噛まない・硬いものは避ける(割れたり外れたりする恐れあり)
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装着中は歯間ブラシ・フロスの使い方に注意(取れやすくなることがあります)
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外れてしまった場合は放置せず、早めにご連絡を!
■ よくある質問(Q&A)
Q. 仮歯はどのくらい使うの?
→ 数日〜2週間程度が目安です。場合によっては数ヶ月使用するケースもあります。
Q. 仮歯のままでも生活できますか?
→ はい。基本的な食事・会話・見た目は問題なく過ごせます。ただし注意点は守りましょう。
Q. 仮歯のまま放置したらどうなる?
→ 歯ぐきや噛み合わせが変わってしまい、最終の被せ物が合わなくなる可能性があります。
■ まとめ|仮歯は、快適な最終治療のための“架け橋”です
仮歯は「ただのつなぎ」ではなく、
治療の精度を上げ、見た目・噛み心地・歯ぐきの状態を整えるための大切な役割を担っています。
織田歯科医院では、仮歯の管理や調整もしっかり行いながら、長く安心して使える最終補綴物を提供しています。
気になることがあれば、どんな小さなことでも遠慮なくご相談くださいね。
📍織田歯科医院
〒444-0071 愛知県岡崎市稲熊町8−40
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