【第47回】フッ素って本当に必要?

   

〜子どものむし歯予防の“見えない力”〜

こんにちは。岡崎市稲熊町の織田歯科医院です。

「フッ素ってよく聞くけど、何に効くの?」
「自然派の育児をしているからちょっと心配…」
「本当にむし歯予防になるの?」

そんな疑問をお持ちの保護者の方に向けて、
今回はフッ素の役割・安全性・効果的な使い方について、わかりやすくご説明します。


■ フッ素とは?

フッ素(フッ化物)は、自然界にも存在するミネラルの一種で、歯をむし歯から守る働きがある成分です。

もともと自然の水や食べ物にも微量に含まれており、
世界中の歯科医療でむし歯予防に活用されている、安全性の高い成分です。


■ フッ素の3つの効果

🛡️ ① 歯を強くする
→ フッ素は歯のエナメル質に取り込まれ、むし歯菌の出す酸に強い歯質をつくります。

🧽 ② 初期むし歯を修復する(再石灰化)
→ ごく初期のむし歯なら、フッ素の働きで自然に修復することも可能です。

🦠 ③ むし歯菌の働きを抑える
→ 細菌の酸の生成を妨げ、むし歯の進行を遅らせます。


■ 子どもへのフッ素はいつから使える?

👶 歯が生えたらOK!(生後6か月〜)
→ 仕上げみがきのタイミングで、低濃度のフッ素ジェルや歯みがき粉の使用を始めましょう。

👧 3歳ごろから歯科でのフッ素塗布もおすすめ
→ プロによる**高濃度フッ素塗布(3〜6ヶ月に1回)**で、さらに予防効果UP!


■ 当院でおすすめしているフッ素製品

織田歯科医院では、以下のような歯科専売のフッ素アイテムを取り扱っています。

🪥 チェックアップ(ジェルタイプ・子ども用)
 いちご・ぶどう・バナナ・フルーツなど味も豊富!
 フッ素濃度:950〜1450ppm

🪥 クリンプロ(ソフトミント・シトラスミント)
 高濃度フッ素(1450ppm)+再石灰化を助ける成分配合

🪥 ルシェロホワイト(着色予防+フッ素入り)

お子さんの年齢や好みに合わせてご提案いたします!


■ 安全性は大丈夫?

はい、日本で認可されているフッ素製品はすべて安全性が確認されています。

✅ 適量を守れば、体に悪影響はありません。
✅ 子ども用のフッ素ジェルは“飲み込んでも大丈夫な量”に調整されています。
✅ 歯科医院で使用する高濃度フッ素も、塗布後はうがいをするため全身への影響は極めて少ないです。


■ よくある質問(Q&A)

Q. フッ素を使っていればむし歯にならない?
→ 残念ながら100%防げるわけではありません。
 正しい歯みがきや生活習慣、定期的な歯科受診とセットで予防効果が高まります。

Q. 子どもが嫌がるときはどうしたら?
→ 香りや味が苦手なこともあるので、好きなフレーバーを一緒に選ぶと◎
 毎日の習慣にすることで、自然と慣れていきます。


■ まとめ|“見えないバリア”で、未来のむし歯ゼロへ

フッ素は、子どもたちの大切な歯を守る心強い味方
「使う・使わない」の判断に迷ったときは、まず歯科医院にご相談ください。

織田歯科医院では、お子さまの成長に合わせたむし歯予防プランをご提案しています。


📍織田歯科医院
〒444-0071 愛知県岡崎市稲熊町8−40
📞 0564-25-1818
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