【第60回】歯並びが悪いとどんな影響がある?
2025/12/15
〜見た目だけじゃない、健康への影響も〜
こんにちは。岡崎市稲熊町の織田歯科医院です。
「歯並びがガタガタで気になるけど、見た目だけの問題では?」
「矯正って子どもだけのもの?」
「大人になっても治した方がいいの?」
歯並びに関するお悩みは年齢を問わず多く寄せられます。
今回は、歯並びが悪いとどんな影響があるのかを、見た目だけでなく健康面からも詳しく解説いたします。
歯並びが悪いと、見た目以上に“リスク”がある
多くの方は「見た目が気になる」という理由で歯並びを気にされますが、実は見た目以上に身体に与える影響が大きいことをご存じでしょうか?
歯並びが悪いことで起こる主な問題
1. むし歯・歯周病になりやすい
歯並びがデコボコしていると、歯ブラシが届きにくく、磨き残しが増えます。
その結果、歯垢(プラーク)がたまり、むし歯や歯ぐきの炎症(歯肉炎・歯周病)につながるリスクが高くなります。
2. かみ合わせのバランスが崩れる
上下の歯がきちんと咬み合っていないと、一部の歯に負担が集中し、
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歯のすり減り
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顎関節症(顎が痛む・カクカク鳴る)
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頭痛や肩こり
などの全身症状が起きることもあります。
3. 発音が不明瞭になる
前歯にすき間があったり、かみ合わせが開いていると、「サ行」「タ行」などの発音が不明瞭になることがあります。
特にお子さんの場合、学校生活やコミュニケーションにも影響する可能性があります。
4. 消化器官への負担
よく噛めないと、食べ物がしっかり咀嚼できず、胃腸に負担がかかることがあります。
消化不良・栄養吸収の効率の低下にもつながります。
5. 口元の印象・表情への影響
歯並びが整っていることで、笑顔がより明るく自信のある印象になります。
逆に、歯を見せるのに抵抗を感じて笑顔が減ってしまう方も少なくありません。
子どもだけじゃない!大人の矯正も増えています
「矯正=子どものもの」と思っている方も多いかもしれませんが、
近年は大人になってから矯正を始める方が増加しています。
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目立ちにくいマウスピース矯正
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短期間で終わる部分矯正
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装置が目立ちにくいワイヤー矯正
など、ライフスタイルに合わせた矯正方法が選べるようになったことも大きな理由です。
歯並びのチェックポイント
歯並びの状態は、自分では気づきにくいこともあります。
以下のようなチェック項目に当てはまる方は、一度ご相談されることをおすすめします。
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前歯がガタガタ(叢生)
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出っ歯・受け口・開咬
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かみ合わせたときに上下の歯があたらない
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口呼吸が多い
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食べ物をよく噛めない
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発音が気になる
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顎が疲れる、音が鳴る
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顔の左右差がある
歯並びを整えると、こんなメリットが!
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歯みがきがしやすくなり、むし歯・歯周病予防に◎
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咀嚼機能が整い、全身の健康にも良い影響
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口元が美しくなり、笑顔に自信が持てる
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顎関節や筋肉への負担軽減
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姿勢や呼吸への良い影響も(特に成長期のお子さん)
まとめ:歯並びを整えることは、将来の健康への投資
歯並びは、単に“見た目”の問題ではありません。
お口の健康はもちろん、全身の健康、そして心の健康にも関わる大切な要素です。
「自分の歯並び、どうなんだろう?」
「子どもの歯並びが気になってきた」
そんなときは、まずはお気軽にご相談ください。
織田歯科医院では、丁寧なカウンセリングと検査に基づき、最適なご提案をさせていただきます。
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