【第58回】矯正中に気をつけたい歯のケア方法

   

〜むし歯・歯ぐきトラブルを防ぐコツ〜

こんにちは。岡崎市稲熊町の織田歯科医院です。

「矯正中、歯が磨きにくくなってむし歯が心配…」
「歯ぐきが腫れやすくなった」
「装置のすき間に食べ物が詰まる…」

矯正治療中は、歯並びが整っていく一方で、むし歯や歯ぐきのトラブルが起こりやすい時期でもあります。

今回は、矯正中のケアで注意したいポイントやおすすめのケア用品についてわかりやすく解説します。


なぜ矯正中はむし歯になりやすい?

矯正治療には「ワイヤー矯正」「マウスピース矯正」などがありますが、特に**ワイヤー矯正(ブラケット矯正)**では、以下のような理由でお口のトラブルが増えやすくなります。

🦷 汚れがたまりやすい

ブラケットやワイヤーのまわりに歯垢(プラーク)や食べかすが残りやすく、磨き残しが増えるため、むし歯・歯肉炎のリスクが上がります。

👅 舌や唇が当たって磨きにくい

装置があることで歯ブラシがうまく当たらない、細かい部分に届かないという悩みも多いです。

🦠 菌が増えやすい環境になる

口の中の清掃が不十分だと、むし歯菌・歯周病菌が増殖しやすい環境になります。


矯正中のケアのポイント

✅ 歯みがきは“回数”よりも“質”が大事!

1日3回磨いていても、磨き残しが多ければ意味がありません。
1回の歯みがきを丁寧に時間をかけて行うことが重要です。

特に、装置のまわり・歯と歯ぐきの境目・奥歯の内側は念入りに磨きましょう。

✅ 歯ブラシの選び方に工夫を

当院では以下のようなアイテムの併用をおすすめしています。

  • タフトブラシ:ブラケットのすき間や奥歯の裏側など、普通の歯ブラシが届きにくい場所に便利。

  • 歯間ブラシ・フロススレッダー:ワイヤーの下を通すフロス専用補助具。

  • 電動歯ブラシ(ソニッケアーなど):装置のまわりも細かく振動で洗浄できます。

歯ブラシは毛先が開いてきたら早めに交換を。毛先が広がると、清掃力が落ちてしまいます。


マウスピース矯正中の方も要注意!

マウスピース矯正(インビザラインなど)の方は「取り外せるから楽そう」と思われがちですが、注意点もあります。

  • 装着時間を守らないと歯が動かない

  • マウスピース内にむし歯菌が広がるリスクあり(装着前にしっかり歯を磨くこと)

飲み物は水以外NG、間食は控えるなど、自己管理がカギになります。


定期的なクリーニングとチェックが重要

矯正中こそ、歯科医院での定期メンテナンスが欠かせません

  • プラークや歯石の除去(PMTC)

  • 装置まわりの状態チェック

  • 歯ぐきの炎症・むし歯の早期発見

当院では、矯正治療中のクリーニング・検診にも力を入れています。
万が一むし歯が見つかった場合も、矯正治療と両立できる治療方法をご提案いたします。


おすすめケア用品(織田歯科医院で取り扱いあり)

  • タフトブラシ(やわらかめ)

  • 歯間ブラシ(SSS〜LL)

  • ソニッケアー(電動歯ブラシ)

  • ジェルコートF(フッ素入り低研磨ジェル)

  • チェックアップ(フッ素1450ppm)

  • フロススレッダー(矯正用フロス補助具)

どれを選べばいいか迷ったときは、お気軽にスタッフまでご相談ください!


まとめ

矯正中は見た目の変化だけでなく、お口のケアにもいつも以上の注意が必要です。

せっかく整えた歯並びを、むし歯や歯周病で台無しにしないためにも、毎日のケアと定期的なチェックを欠かさず行いましょう。

織田歯科医院では、矯正治療中のメンテナンスも丁寧にサポートしています。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。


📍織田歯科医院
〒444-0071 愛知県岡崎市稲熊町8−40
📞 0564-25-1818
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