【第25回】むし歯になりやすい人の特徴とは?
〜あなたの習慣、大丈夫?予防のポイントをチェック〜
こんにちは。岡崎市稲熊町の織田歯科医院です。
「ちゃんと歯みがきしているのに、むし歯ができる…」
「家族はあまり治療していないのに、自分だけむし歯が多い…」
そんな経験はありませんか?🦷💭
実は、むし歯になりやすいかどうかは、歯みがきの回数だけでは決まりません。
「体質」「生活習慣」「口の使い方」など、さまざまな要素が重なってむし歯リスクは高まります。
今回は、むし歯になりやすい人の特徴と、その対策についてわかりやすくお伝えします。
1. 唾液の量や質が少ない・悪い
唾液は「天然の歯みがき剤」とも呼ばれ、
口の中を洗い流し、酸を中和し、歯を修復する力があります✨
唾液の量が少なかったり、ネバネバして質が悪いと、むし歯菌が活発になりやすくなります。
以下のような状態の方は、むし歯リスクが高まります。
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口呼吸をしている(寝ているときも)😮💨
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薬の副作用で口が乾く(抗アレルギー薬・睡眠薬など)
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加齢により唾液の分泌量が減っている
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緊張やストレスが多く、口が渇きやすい
唾液の分泌を促すには、**よく噛む習慣(ガムや食事)**や、水分補給を意識することが大切です。
2. 間食の頻度・タイミングが多い
「食べる回数が多い」「ダラダラ食べ続けてしまう」という方も要注意です。
食事のたびにお口の中は酸性に傾き、歯が少しずつ溶けていきます。
しかし、時間を空ければ唾液の働きで元に戻る(再石灰化)ことができます。
でも、頻繁に食べていると、口の中がずっと酸性のままになってしまい、むし歯が進行しやすくなります。
特に以下のような習慣は見直しが必要です🍭🥤
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甘い飲み物をこまめに飲む(スポーツドリンク・炭酸飲料など)
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アメやグミを長時間なめている
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夜遅くにお菓子を食べる(寝る前は唾液量が少ない時間帯)
3. 歯みがきのタイミング・磨き残しが多い
歯みがきは「1日3回する」ことも大切ですが、それ以上に「いつ・どうやって」みがくかが重要です。
特に見逃せないのが、夜寝る前。
就寝中は唾液の分泌量がぐっと減るため、口の中が菌にとって絶好の繁殖環境になります。
夜に歯みがきをせずに寝ると、むし歯のリスクは一気に高まります。
また、歯と歯の間はブラシだけでは汚れが残りやすい場所。フロスや歯間ブラシの併用も必要です🧵
【むし歯予防のチェックポイント】
✅ 夜の歯みがきを欠かしていない?
✅ 歯と歯の間の清掃(フロス・歯間ブラシ)をしている?
✅ 磨いたつもりになっていない?
4. 歯の質・形に個人差がある
歯の強さや形にも、生まれつきの個人差があります。
エナメル質(歯の表面)が弱かったり、奥歯の溝が深かったりすると、むし歯菌が溜まりやすくなるのです。
こうした場合には、歯科医院での予防処置が効果的です。
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フッ素塗布でエナメル質を強化
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奥歯に「シーラント」(予防充填)を施す
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定期的にプロのクリーニングを受ける🪥✨
5. 家族にむし歯が多い
むし歯は“感染症”のひとつです。
特に乳幼児期に、家族からのスプーンの共有などで菌がうつることがあります。
むし歯になりやすいお口の環境は、家庭内で似ている傾向があります。
親子で同じような食習慣・みがき方・生活リズムをしていると、むし歯リスクも共通して高くなることがあるのです。
まとめ📝
むし歯になりやすい人の特徴には、以下のような要素があります。
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唾液の量・質が悪い
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間食が多い、ダラダラ食べる習慣がある
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歯みがきのタイミングや方法に問題がある
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歯の形や質にむし歯リスクがある
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家族や生活環境に共通のリスクがある
「なんで自分だけむし歯が多いんだろう?」
そんなふうに思ったことがある方は、ぜひ一度、ご自身の習慣や体質を見直してみてください。
織田歯科医院では、むし歯リスクのチェックや予防のサポートも行っています。
どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください😊
📍織田歯科医院
〒444-0071 愛知県岡崎市稲熊町8−40
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